
アートメイクを始めたばかりのフリーランス看護師さんから
本当によく相談されるのが、
「カルテや写真ってどうやって残せばいいんですか?」
眉の設計や色素の反応をメモしたいし、
写真の経過も残しておきたい。
でも“カルテって医療の情報だからクリニックのものを勝手に触っちゃいけないんじゃ…?”
そんな不安を抱えたまま、
メモに書いたり写真フォルダに保存したり、
スクールでは教えてもらえない“カルテの扱い”を
自己流でやってしまっている人が多いのが現状です。
でも、アートメイクはれっきとした医療行為。
だからこそ、カルテ管理には
医療法のルールをきちんと理解しておく必要があります。
①まず大前提

“カルテ(診療録)は“クリニックのカルテ”を使うのが正解です。
ここ、いちばん誤解が多い部分です。
フリーランスの看護師さんの中には、
カルテ=自分のノート
と思っている方がとても多いのですが…
カルテとは、
医療法でクリニックが5年間保存しなければいけない“正式な診療記録”のことです。
つまり、
• 施術するクリニックのカルテを使う
• 医師の診察記録はそこに残す
• 看護師の施術内容もそこに残す
• 院外に持ち出しはNG
• 写メ・スクショもNG
これが“本物のカルテ”です。
フリーランスであっても、
どこのクリニックで施術していても、
ここは全く同じです。
あなたが独自に作っているメモは
“カルテ”とは別物なんです。
②カルテには何を書くの?

医師の診察記録・指示書も必ずカルテに残します
アートメイクは看護師単独でできる施術ではありません。
だから、
• 医師の診察
• 施術可否の判断
• 看護師に対する施術指示(指示書もしくは診療記録)
これらは医師がカルテに必ず残す義務があります。
実際は、
「医師は診察はしたけどカルテに書いてない」
というケースも多く見てきましたが…
それは本来あってはいけないことです。
あなたの身を守るためにも、
「診察内容はどこに残っていますか?」
と確認してみましょう。
これらすべてが “クリニックのカルテ” に残ることで、はじめて合法の医療行為になります。
③ 看護師が書く施術記録も“診療録”の一部です

アートメイクの施術内容は
看護師がカルテに残すべき情報です。
• 使用した針、麻酔
• 色素
• 施術の技法
• 副反応
• 術後指導
• 経過記録
• 医師へ報告すべきこと
これらはすべて、
“自分のノート”ではなく
クリニックのカルテ側に書くべき内容です。
④ 写真や技術メモは「外部ツール」で保存。

どんどん溜まっていく症例写真…
写真フォルダを開いたら、患者さんの画像がズラーっと並んでないですか?

でもクリニックのカルテに入れられないし、
キャンバで画像も作りたいし…
どうしたらいいの?ってなりますよね。
「患者さんとこんな話したよ〜」
「アイラインも次おすすめしてもいいかも…」
「ちょっとクセのあるタイプだった」
ってカルテには残せないことを書いておきたい技術メモもそう。
患者様のお名前と紐付けする場合は個人情報となり、扱いに注意が必要です。
そういう場合は、カルテとは別の安全な外部システムに残しましょう。
外部のシステムに残したい場合の流れについて説明します。
✔同意書に入れる
症例管理のための写真保存は患者の事前同意が必要です。
同意書に以下の文章を入れておきましょう。
例文
「施術記録および技術向上のため、施術部位の写真を外部のシステムに保存する場合があります。」
✔患者名入りのメモは“アクセス制限のあるツール”を使う
外部ツールに、患者名や写真を入れる場合、
次の点は必ず守ってください👇

この3つを守れる外部システムに画像データや技術メモを入れておきましょう。
⑤最後に
カルテは医療、写真技術メモは個人情報。
この線引きを守るだけで、あなたは一気に安全になります。
カルテの扱いを間違えると、
私たち自身が危険にさらされます。
だけど、
正しい線引きを知っていれば安心して働けますよね。
• カルテ(診療録)はクリニックのもの
• 医師の診察・指示・看護師の施術は全部カルテへ
• 技術メモは院外OK(ただし安全に)
• 画像は同意+安全な保管先で
• サロン向けアプリは慎重に
あなた自身も、
患者さまも守るために、
今日からこのルールをぜひ取り入れてくださいね。
わからないまま「みんなやってるから」で進むと、看護師免許を剥奪される…なんて痛い目を見る可能性もあります。
ルールを守って、信頼されるアートメイク看護師になりましょう☺️
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