スクールを卒業して、いよいよフリーランスとして動き出すと、
心配になってくるポイント。
「講習とか勉強会って、経費になるんですか?」
「Canva料金とかChatGPT代って入れていいんですか?」
「服とかiPhoneとか、どこまでOKなんですか?」
ネットを見ても
「全部経費にしていい!」って書いてある人もいれば、
「服は絶対ダメ!」って書いてある人もいて、余計にわからなくなりますよね。
この記事では、アートメイク1年目のフリーランス看護師さん向けに
• 講習・勉強会はどこまで経費になるか
• Canva・ChatGPT・iPhone・お水など“よくあるグッズ”の扱い
• 服・ブランド品を経費にする時の注意点
• 「按分(あんぶん)」を超やさしく解説
をまとめていきます。
※本記事は One Beauty Clinicのフリーランス看護師に詳しい税理士の先生に内容監修いただいています。

1|そもそも「経費」って何?

まず大前提として、税金の世界でいう「経費」は、
「収入を得るために必要だったお金」
のことです。
アートメイクでいえば、
• 施術のために必要な物品
• 技術や集客スキルを上げるための講習
• 予約管理や宣伝のためのツール
こういうものは、事業の売上につながるので「経費にしやすい」グループです。
逆に、
• 完全にプライベートの旅行
• 趣味のヨガ、料理教室
• ふつうに自分が着たいブランド服
こういうのは「事業とは関係ないよね」と見なされやすく、経費にはしづらいです。
2|アートメイクで「経費にしやすいもの」

① 施術で使う物品
これは、ほぼ迷わなくてOKなゾーンです。
• 針・カートリッジ
• 色素・麻酔クリーム
• グローブ・マスク・ガウン
• ガーゼ・綿棒・テープ・ラップ
• ベッドシーツ・使い捨てカバー
• 消毒薬・洗浄綿
「これがないと施術できないよね」というものは、素直に経費で大丈夫です。
② 講習・勉強会・オンラインセミナー
「経費になるのかな…?」と一番悩まれやすいところ。
基本の考え方はシンプルで、
アートメイクの仕事に直接関係する内容かどうか?
ここだけ見てください。
経費になりやすい例
• アートメイク技術の講習・復習会
• カウンセリング・クレーム対応など接遇のセミナー
• SNS集客・マーケティング・LPの勉強会
• 写真・レタッチ・症例撮影の講座
• フリーランス看護師向けの開業・お金の勉強会
経費にしづらい例
• 趣味のヨガ・ピラティス・料理教室
• 一般的な自己啓発セミナー(仕事と結びつけにくいもの)
• 全然関係ない投資スクール・スピリチュアル講座 など
「アートメイクの仕事のどこに効くのか?」が説明できれば○、
説明に困るものは△〜×と思っておくと安全です。
③ 書籍・ノート・オンライン教材
• アートメイク関連の本
• 皮膚・色素・傷跡・美容医療に関する専門書
• マーケティング・コピーライティング・SNS運用の本
• 有料noteやオンライン教材(アートメイクや集客に関係するもの)
この辺は「新聞図書費」「研修費」などで経費にできます。
逆に、小説・漫画・完全に趣味の本は、
仕事との結びつきを説明しづらいので、基本は経費にしない方が無難です。
3|ツール系:Canva・ChatGPT・サブスクはどうなる?

Canva Pro(有料プラン)
• 施術のチラシ
• インスタ投稿の画像
• 料金表・事前説明の資料
• 同意書のデザイン
こういうものを作るために使っているなら、ほぼ広告宣伝費・通信費として経費OKです。
ChatGPT(有料プラン)
• 広告やSNS文章のたたき台づくり(注意書き・説明文など)
• noteやブログの構成を考えてもらう
• 事務マニュアルや案内文を作る
など、アートメイクの仕事に使っているなら、これも通信費・支払手数料などで経費OK。
音楽アプリ・サブスク系
• Apple Music / Spotify などを、施術中のBGMとして使っている
• 待合室の環境音として流している
この場合は、「仕事とプライベートの両方で使ってる」パターンが多いので、
*按分(あんぶん)して一部を経費にするのが現実的です。
(按分については、後でやさしく説明します)
4|iPhone・iPad・パソコン・Wi-Fiはどう扱う?

ポイントは「仕事とプライベート、両方で使っているか?」
・仕事専用で使っている iPad(カルテ・デザイン・写真確認用)
→ 基本は100%経費でOKなことが多い
・iPhone(私用も全力で使うし、仕事でもガッツリ使う)
→ 仕事分の割合だけ経費(按分)にする
・自宅Wi-Fi(家族もYouTube見たりゲームしたり)
→ 仕事で使っている割合だけ*按分して経費にする
「*按分(あんぶん)」を、超やさしく説明すると…
言葉が難しいだけで、やっていることはすごくシンプルです。
共通で使っているものを、「仕事で使ったぶんだけ」経費にすること
例①:iPhone
1日をざっくり振り返ってみて、
• 仕事(予約管理・DM・症例撮影・Instagramなど)に4時間
• プライベート(友達とのLINE・SNS・ゲームなど)に4時間
合計8時間使っているとしたら、
仕事は 4時間 / 8時間 = 50% くらいかな、というイメージ。
→ iPhone代・通信費の 50%を経費 にする、という考え方です。
時間じゃなくて「感覚」で考えてもOKです。
• 「ほぼ仕事用だから7割くらいかな」→ 70%
• 「いや、半々くらいだな」→ 50%
このくらいのざっくりで大丈夫です。
例②:自宅のWi-Fi
• 一人暮らしで、家にいる間ほぼ仕事してる → 仕事7割くらい
• 家族もいて、夜は家族みんなで動画やゲーム → 仕事3〜5割くらい
こんなイメージで、
「自分なりの割合を決めて、その割合だけ経費にする」
これが按分です。
完璧な数字じゃなくて大丈夫。
大事なのは、
• 「なぜその割合にしたか、自分で説明できること」
• 「メモでもいいから、根拠を一言残しておくこと」
です。
5|“アートメイク友達とご飯”は?

結論“仕事としての目的”が明確なら経費にできる。
目的が曖昧なら、自腹にしたほうが安全。
OKにしやすい例
• 料金設定の相談
• クリニック提携の話
• 技術・症例の意見交換
• セミナー準備
• SNS戦略の相談
• 合同イベントの企画
→ 会議費 or 接待交際費で経費OK
NGになりやすい例
• ただの友達飲み。毎週飲んでる
• ストレス発散にカラオケ
• 恋バナで終わる会
• SNSに「女子会♡」と上げてる夜ご飯
→ プライベート扱い
👩🦰…でも「女子会だったとしてもバレないよね?」
正しい考え方は
“バレないようにする”じゃなくて
“説明できるように準備する”
税務署が見るのは
“不自然な支出かどうか”
だから、
• 目的
• 相手
• 何を話したか
• 仕事として必要だった理由
これが説明できれば、堂々と経費でOK。
SNSも、
• 「今日はアートメイク仲間と料金の再設計MTG」
• 「新メニューの導入について相談」
など“仕事としての場”とわかる発信をしておけば
経費としての説明が強くなる。
6|患者さん用のお水・お菓子・雑誌は?

• 施術前後にお出しするペットボトルの水・お茶
• お待ちいただく間のちょっとしたお菓子
• 待合に置く美容雑誌
こういうものは、
• 「接待交際費」
• 「福利厚生費」
• 「雑費」
あたりで経費にしている人が多いです。
「患者さんのために用意したもの」なので、
プライベートではなく事業のための支出として考えやすいですね。
7|勘違いされやすい「服・ブランド物」の話

これは「仕事でしか着ない」と言い切れる服だけが、経費にしやすい
たとえば、
• クリニック名やロゴが入った白衣
• 明らかに私服では着ない白衣・スクラブ
• 特殊なシーン用のレンタル衣装(ガラパーティ用の衣装など)
こういうのは「私生活で着ないよね」と判断されやすいので、
経費として通りやすいです。
経費にしづらい服の代表例
• きれいめのワンピース
• ジャケット・スラックス・パンプス
• 「仕事の時にしか着てないつもり」のブランド服
よくある勘違いが、
「自分のブランディングのためにこのブランド服が必要なんです!」
というやつです。
気持ちはすごーくわかるんですが、
税務署目線では、
「でも、その服プライベートでも着られますよね?」
となりやすく、ツッコまれやすいポイント です。
スーツも同じで、
• 冠婚葬祭
• 入学式・卒業式
• 友人の結婚式
などで着られるので、
「仕事のためだけです」と言い切るのは、かなり苦しいです。
安全にいきたいなら…
• 仕事でも着たいけど、プライベートでも全然着る → 自腹が一番安全
• どうしても経費にしたい → 按分して一部だけ経費にする
というスタンスがおすすめです。
中には、
「ブランドの白Tに自社ロゴをプリントして『これは制服です!』って主張する」
みたいなやり方をしている人もいますが、
正直、そこまでやるのはかなりグレー寄りだし、
私はあまりおすすめしません。笑
8|税理士さんに頼んだ方がいいの?

ここまで読んで、
「なんとなくイメージは掴めたけど、
自分のケースに当てはめると不安…」
という人も多いと思います。
その感覚、めちゃくちゃ健全 です。
税金のルールって、グレーゾーンも多いし、
ネット記事も人によって言ってることが違うので、モヤモヤしますよね。
私は性格的に、
「なんとなくで進めてあとから否認されるくらいなら、
最初にプロに確認しておきたい」
タイプなので、税理士さんにお願いする派 です。
「税理士さんって高そう…」と思うかもしれないけど
• 確定申告の時期だけのスポット相談
• 初回○分無料相談
• 地域の商工会・青色申告会の無料・低額相談
など、ハードル低めの窓口 もけっこうあります。
「年間の売上が○○円を超えたら絶対に税理士!」
という明確なラインはありませんが、
• アートメイクの売上が増えてきた
• 物品・講習・ツール・交通費など、経費が増えてきた
• インボイスや消費税のこともよくわからない
こういう状態になってきたら、
一度プロに相談しておくと、その後がかなり楽になります。
9|今日からできる、かんたん自衛策5つ

「具体的に何を対策したらいいんだろう…?」
というアートメイクフリーランス1年生のために
「今日からはじめる経費の対策5つ」をラインから無料でプレゼントします🎁

ラインから「経費の対策」と送ってね。
おわりに
アートメイクのフリーランスって、
技術・集客・患者対応だけでも頭がいっぱいなのに、
そこに「経費・税金・インボイス」まで乗ってくるから、本当に大変ですよね。
でも、最初のうちに
• 「何が経費になりやすいか」
• 「どこがグレーで、どこはやめておいた方がいいか」
この“ざっくり地図”さえ持っておけば、
あとは少しずつ整えていくだけです。
完璧じゃなくて大丈夫。
「よくわからないけど全部突っ込む」ではなく、
「これは仕事のためのお金だよね」
「これは趣味だから、自分のお小遣いから出そう」
と、自分で線を引こうとしていること が一番の防御になります。
なお、今回内容を監修してくださった
六本木のレンタルクリニックOne Beauty Clinic様提携の税理士の先生は、
フリーランス看護師・美容医療業界の税務に詳しい方です。
One Beauty Clinicを利用するフリーランス看護師は、
税務についての相談にも対応してもらえる体制が整っていますので、
「これって経費になる?」「今の売上規模で大丈夫?」など、
不安がある場合は、ぜひレンタルクリニックを利用してみてください🙇♀️
https://www.instagram.com/onebeauty.clinic_rental?igsh=MTV5Y3YyY2x1eWpmcA==
📲 LINEはこちらから。「経費の対策」と送ってね。

#美容ナース #アートメイクスクール #アートメイク #アートメイクアーティスト #アートメイク看護師 #アートメイクナース #アートメイク講習 #アートメイクの本棚

