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【アートメイク】クリニック閉鎖で施術代数百万円が振り込まれなかった地獄の体験談。

ある日突然、「クリニックが閉院した」と知らされたら、あなたはどう行動しますか?
実際の体験談と対応策について解説します!

目次

はじまりは、偶然の出会いから

フリーランスでアートメイクを始めたばかりの頃、
私は良さそうな業務委託先を探すため点滴バイトを転々としていました。
ある日、バイト先の責任者さんから
「ベッド空いてるクリニックあるよ」と紹介されたのが、今回のクリニックでした。

オーナーは全身ブランドで日焼け肌、白い歯が印象的な方。
第一印象は“明るくて勢いのある羽振りのいい人”でした。

「何でも好きに使っていいから、すぐ始めて!」
そう言われて提示された条件は、まさかの取り分8:2(私80%!)
条件が良すぎるとは思いましたが、当時はただ嬉しくて、すぐに契約してしまいました…

好調のスタート、でも少しずつ見えてきた違和感

集客はうまくいき、今まで分散していたお客様をすべてそこに集約。
紹介経由での予約も増え、過去最高の売上を記録した月もありました。

でも、院内はどの部屋もガラガラ。
「ここはどうやって採算とってるのかな…?」
そんな違和感がありましたが、
最初のうちはきちんと月末に振り込みがあり、深く考えませんでした。

総務からの突然のメッセージ

ある日、総務の方からメッセージが届きました。

「今月は分割でお支払いしても大丈夫ですか?」

その瞬間、胸の奥に小さな不安が広がりました。
けれど「大丈夫ですよ」と答えてしまったんです。

それからというもの、
入金は1週間遅れ、2週間遅れと、少しずつズレていきました。
遅れはするものの金額は満額なので「きっと大丈夫」と思い込み、
見て見ぬふりをしていた自分がいました。

顧問弁護士に相談、そして“連帯保証人”の追加

安心していたのも束の間、いつの間にか数ヶ月遅れで細々と振り込まれるように…
少しずつ溜まっていく未払金。
でもこのあたりで、さすがに不安になり、
顧問弁護士さんに相談しました。

実は、フリーランスになった時から「保険のつもり」で月3万円の顧問契約をしていたんです。
その弁護士さんからはこう言われました。

契約書が法人名義だけだと、もしクリニックが倒産したら請求できない。
オーナー個人を“連帯保証人”として追加してください。

すぐにオーナーにお願いしましたが、意外にも快諾。
「全然いいよ」とあっさり署名してくれました。
(この対応だけは本当に助かりましたが、全然悪びれていないオーナーに「まずは謝れよ」と思いました。笑)

“閉鎖”の足音

8月ごろから、院内の雰囲気が一気に変わりました。
受付さんがいなくなり、突然Wi-Fiが止まったり。
「これはほんとにヤバいかも」と思い、すぐに別の提携クリニックに移動しました。

そして、突然「テナントの立ち退きが決まった」と聞かされました。

倒産、というよりは“閉鎖”。
でもその瞬間、「もしかして支払い止まるかも」と直感しました。

支払い停止、そして後悔

10月、振り込みは完全に止まりました。
総務に問い合わせても、

「オーナーに確認します」
しか返ってきません。

私はようやくオーナー本人に直接連絡を試みました。(ほんと遅すぎました。後悔)

絶対に謝らないオーナー
ようやく謝る。しかし30日には振り込まれなかった…

弁護士と動いた「法的対応」 ※随時追加していきます

ここからは、実際に提案された方法です。
※実際の経過に合わせて追記していきます。

1. 内容証明郵便を送付

弁護士に依頼して、クリニックとオーナー両方宛てに発行。
費用は約5万円(作成+郵送代別)
この時点で「法的に未払いが発生している」という正式な通知になります。

これを基に、今後訴訟などに展開することができます。
弁護士さんに追跡番号聞いておくと、配送状況を確認できます。

受け取ってもらえていない…11/2

2. フリーランス新法に基づく助言

 弁護士からは、「新しい法律で“支払い60日以内ルール”が明記された」と教えてもらいました。
60日を超える未払いが続く場合、行政指導や罰金の対象になる可能性があるそうです。
罰金は国に納付され、こちらに戻るものではありませんが、罰金の対象になったという事実が先方に残るため、なるべく避けたい人が多いそうです。

もしもの時の保険は?

ここからもし、返済がなく訴訟になった場合、弁護士費用としてさらに数十万円がかかってきます。

ただでさえ数百万が入ってこない私にとって、これはかなり痛い出費…
こうなってから調べたのですが、こういう時の弁護士費用に当てられる保険もあるようです。

フリーランス保険

「フリーランス、保険」で検索するとたくさん出てきました。
「まさにこれだ…」みたいな内容を見つけたので、大体の値段イメージのスクショを貼っときます。

AさんはB社に対し、300万円分の製品を納品したが、支払期限を過ぎても入金がなかった。催促を繰り返したものの、B社は資金繰りの悪化を理由に支払いを拒否されたので弁護士に依頼し提訴をしたケース。

私は書類の相談などちゃんとしたいタイプなので月3万で顧問弁護士さんと契約していますが、そこまでしなくていいやって人はこういうのでも良いと思います。

年間1〜5万くらいの保険が多い印象でした。

経営セーフティ共済

“倒産防止共済”と呼ばれるこの制度、取引先が倒産したら「無担保」でお金を貸してくれる制度。
6ヶ月以上加入&掛金納付していないと使えないことを後から知りました。
私は「やばいかも」と感じてから入ったため、ギリギリ要件に届かず後悔…してましたが
破産処理には半年〜1年かかることが多いため、これは申請したら貸付されそうです。
ただし、あくまでも貸付。
5年かけて返済しなければならないため、根本的な解決にはなりません。
ですが、数百万がないとなると生活に大きな支障が出てくるので、
念の為、入っておくに越したことはないなと感じました。

経営セーフティ共済
経営セーフティ共済|独立行政法人 中小企業基盤整備機構 経営セーフティ共済は取引先事業者が倒産した際に、中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度です。共済金の借入れは「無担保・無保証人」で受けられ、掛金は...

今回の「救い」は、オーナー個人の保証契約だった

今回、完全にお金が止まったあとも、
「オーナー個人に連帯保証人になってもらっていた」ことが、
唯一の救いでした。

法人(クリニック)が閉鎖しても、
保証人が個人であれば請求の対象が残るんです。

この1枚の紙があるだけで、
万が一クリニックが倒産しても
“まだ回収できる見込み”があります。

①クリニックに内容証明、訴訟
②未払いの場合は、クリニックの資産差し押さえ
③足りない分をオーナー個人に請求
③それでも足りない場合は、オーナーの資産を差し押さえ

という経過を辿れるようになります。
回収するには1年くらい長い期間がかかりますが、
お客様からいただいた大切なお金です。
私が頑張ってきたお金です。
絶対に回収できるようがんばります💪

このノートを随時更新していくので見守っててください。

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フリーランスを守るために知っておいてほしいこと

私はこの経験を、同じようにフリーランスとして頑張る人を守りたいから書いています。

誠実に働く人ほど「信じたい」という気持ちが強くて、
それが時に、自分を守る手を遅らせてしまうことがあります。

だからこそ、優しさと同じくらい「契約の強さ」を持っていてほしい。
それが自分の仕事を守る第一歩です。

#フリーランスナース #業務委託契約 #連帯保証人 #美容ナースの学び #アートメイクの本棚 #アートメイク看護師

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この記事を書いたパイセン

1年目で300万円を売り上げた実力者。
数字よりも、人に寄り添う心を大切にしてきた人。
読むとほっとする言葉が多く、心の拠り所になる存在です。

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