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【保存版】アートメイクスクール卒業後にまず迷う「物品購入」のきほん 〜針・麻酔・色素編〜

〜色素・針・麻酔はどこで買えばいい?〜

アートメイクのスクールを卒業して、いよいよデビュー✨
でも最初に多い質問がこちらです。

「色素ってどこで買えばいいの?」
「針とか麻酔って個人で買えるの?」

ネットを調べても情報がバラバラで、不安になりますよね。
私も最初は「海外サイトで買えばいいのかな?」と思っていましたが、
実際は医療として守るべきルールがあるんです。

今日は、卒業したばかりのナースさんに向けて、
安心してスタートを切るための“物品購入の基本”をお話しします。

目次

アートメイクの使用物品の大半が「未承認」

アートメイクで使うマシンや針は、
日本ではまだ承認されていない=未承認医療機器にあたります。

「未承認」と聞くと少しドキッとしますが、
これは「日本でまだ審査を受けていないだけ」という意味。

厚生労働省も公式に、

「未承認の医薬品・医療機器であっても、
医師が自己責任のもとで自院の患者に使用することは認められる」
としています。
(参考:厚生労働省「医薬品・医療機器等の輸入及び使用に関する取扱い」)

つまり、販売や譲渡を目的にするのはNGですが、
医師が自分の患者に使う目的であれば合法的に使用できるということです。

世界的にはすでに広く使用されており、
日本でも自由診療の分野(美容医療・アートメイクなど)では
医師の責任のもとで安全に管理して使用するのが一般的です。

たとえば、脱毛機・HIFU・ピーリング剤などもほとんどが“未承認”。
でも、医師管理のもとで日常的に使用されています。

✅ 未承認=違法ではなく、「医師の責任下で自由診療の範囲で使用できるもの」

この前提を知っておくだけで、後の話がぐっと理解しやすくなります。

何をナースが買っていいの?

①色素(ピグメント):ナースでもOK(自己使用目的に限る)
②針(ニードル)、マシン:医師またはクリニックのみ
③麻酔(表面麻酔剤など):医師のみまたはクリニックのみ

つまり、ナースが自由に買っていいのはこの中では色素だけです。
針や麻酔は、医師名義での輸入・管理が必要になります。

①色素(ピグメント)の買い方

色素は「化粧品」区分のため、ナースでも購入可能です。
ただし注意してほしいのがこちら👇

• メルカリやAmazonなどの格安品は偽物や成分不明品が多い
• 成分やロットが分からないと、トラブル時に説明責任を果たせない

なので、公式サイトまたは正規代理店から購入しましょう。

少量だけ試すなら国内販売サイトが◎
PMU inkやphisellerが時々30%オフなどでセールするタイミングを狙うと良いでしょう。

ある程度まとまった量を買う場合は、海外ブランド(例:Perma Blendなど)を海外公式サイトから直接購入するのがおすすめです。

ナース仲間でまとめ買いすれば、
1本あたり約2,000円ほど安くなることもあります💡

②③針マシン麻酔は「医師の名義」で

針・マシンは医療機器、麻酔は医薬品。
この2つはナース個人では購入・輸入できません。

医師またはクリニックが

「自院の患者に安全に使用する目的」で輸入・申請
することで、はじめて使用が認められます。

レンタルクリニックでは針や麻酔が備品として置かれていることも多いので、
基本はその院内備品を使うのが安心で合法的です。

麻酔の種類と入手方法

①麻酔の入手方法

・国内の製薬会社にクリニック経由で依頼する
・海外医薬品輸入業者に依頼する(PMU medical device、メディカルライフなど)

②麻酔薬の種類は?

最近クリニックでよくみる麻酔薬はこんな感じです。

一般的なアートメイクの技術では、どちらも購入する必要があります。

「薬監証明」って何?

薬監証明(輸入確認証)とは、
医師が自院で安全に使う目的で、海外製品を輸入するときの確認手続きです。

申請できるのは医師または医療機関名義のみで、
ナース個人では申請できません。

ざっくり手続きの流れ

1️⃣ インボイス(請求書)を仕入先に発行してもらう
2️⃣ 成分表・医師免許の写し・送り状を準備
3️⃣ PMDAオンライン or 地方厚生局へ申請
4️⃣ 数日〜2週間でPDF証明書が発行

初回は「PMU medical device」などの代行サービスを使うのもおすすめです。
手続きがスムーズで、DHLの保管料トラブルも避けられます。

美容クリニックと保険診療クリニックのちがい

美容クリニックの場合

薬監証明の手続きに慣れているので導入が早く、
麻酔や針の費用は基本的にクリニック負担。
その分、報酬パーセンテージが少し下がることもあります。

「安全管理をクリニックが担ってくれる代わりに、歩合を調整する」
というイメージです。

保険診療中心のクリニックの場合

「未承認の機器を使って大丈夫?」
「免許に影響しない?」
と心配される先生も多いです。

そのときは、こう伝えてあげると安心されます👇

「アートメイクのマシンも美容医療の脱毛機などと同じで、
医師の責任のもとで安全に使えば問題ありません。」

最初は時間がかかりますが、
一度理解してもらえるとその後の連携はとてもスムーズになります。

まとめ

• ナースが個人で買えるのは色素(化粧品)のみ
• 針・麻酔は医師名義で輸入・管理
• 薬監証明は医師が申請(ナースは流れを理解しておく)
• 未承認=違法ではなく、自由診療の範囲で安全に使うもの

物品購入も施術の一部。
ルールを理解しておくことで、自分と患者さんの安全を守れます。

焦らず、正しく、そして安全に。
それが信頼されるアーティストへの第一歩です🕊️

もっと「こういうテーマも知りたい」「次は〇〇を取り上げてほしい」などあれば、 LINEからお気軽にメッセージください🌸
📲 LINEはこちらから

📎参考リンク
厚生労働省 近畿厚生局|薬監証明に関する案内

PMDA 医薬品等輸入確認システム(オンライン申請)

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この記事を書いたパイセン

38歳でデビューし、講師経験を経て今は経営側に。
法律や税金にも詳しく、いつも冷静に道を示してくれる人。
頼りがいがあって安心感があります。

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