― モニターから正規料金へ。リアルで等身大の挑戦記 ―

目次
- ― モニターから正規料金へ。リアルで等身大の挑戦記 ―
- ・スタートは「まずは症例を積むこと」から
- ・徐々に価格を上げていく勇気
- ・正規料金にした途端、予約が止まる
- ・それでも続く「価格の壁」
- ・ターゲット層を絞ってみる
- ①美容医療を定期的に受けている層
- ②自分のためにお金を使いたい、年配・リタイア後の女性層
- ・あの時こうしていたらもっとよかったと思った事
- ・まとめ
・スタートは「まずは症例を積むこと」から

最初のスクールを卒業して「アートメイクを始めたい」と思ったとき、
最初の目標はとにかく症例を増やして慣れることでした。
提携クリニックへのレンタル料がモニターの間は「1万円」
最初からお客様にも同額の1万円をいただき、利益ゼロでモニター募集を開始。
「とにかくたくさんの経験をつみたい!」
と決めてまずは、10人と決めて始めたところ、
お手頃な価格ということもあり、紹介などもありすぐに予約が埋まりました。
・徐々に価格を上げていく勇気

10人施術したら2万円に、さらに10人こなしたら3万円に。
経験とともに金額を段階的に上げていきました。
ただ、3万円を超えたあたりから急に予約が減少。
地方ではアートメイク自体がまだ認知されていないことも多く、
「1回3万円、2回で6万円」と聞くと躊躇される方が多い現実がありました。
それでも3万円の間は予約の枠はなんとか埋まる様な状況でした。
・正規料金にした途端、予約が止まる

ある程度の人数をこなした所で「いつまでこの金額でやるんだ?!キリがないんじゃないか?!」「思い切って正規料金にしてみよう」
そう決めて価格を上げた瞬間、驚くほど予約が止まりました…
正直、落ち込みました。
「やっぱり地方では無理なのかな…」と不安になる時期も。
でも、諦めずにモニター割引や導入キャンペーンを取り入れてみることに。
• モニター価格20%OFF
• 特別導入キャンペーン「通常55,000円 → 33,000円(月3名限定)」
この工夫がきっかけで、問い合わせや少しずつまた予約が入り始めました。
地域の方に「アートメイクってこういうものなんだ」と知ってもらえるきっかけにもなりました。
・それでも続く「価格の壁」

正規料金に慣れてきても、
金額を伝えた瞬間にLINEの返信が途絶えることは今でもあります。
でも、これは「地方だから無理」ではなく、
ターゲット層を見直すサインだと思うようになりました。
・ターゲット層を絞ってみる

都会の様に55,000円でも自然にお客様が入る地域とは違って、
地方はもともとの平均賃金も低く、
「1回に5万円を美容に使う」という感覚を持つ人がまだ少ない。
そこに大きな壁を感じました。
そこで、ターゲット層をしっかり絞るようにしました。
私が絞ったターゲットはこちら
① 美容医療を定期的に受けている層
② 自分のためにお金を使いたい、年配・リタイア後の女性層
①美容医療を定期的に受けている層
美容医療を定期的に受けている人は、すでに“美”にお金をかける価値観が根づいています。
コスメでいえばキャンメイクよりデパコスを選ぶように、「美しくなること」に対して投資する感覚がある。
それは地方でも東京でも変わりません。
だからこそ、この層にアプローチすることで、価格への抵抗が少なく、
そしてアップセルにもつながりやすいのです。
②自分のためにお金を使いたい、年配・リタイア後の女性層
ターゲットが年配層なため、情報を届けるには「SNSだけでは難しい」と感じ
SNSでの呼びかけだけではなく、
チラシを作成しクリニックに置いたり、
クリニックに施術に来られる方に積極的にお声かけを行うなど地道に行っていきました。
こうした層にアプローチすることで、
「こんなに毎日が楽になるなら、この値段でも全然払える!」と
通常価格でも受け入れられるようになってきました。
そしてこの層は良い施術を口コミで広げてくれる層だったため
ご紹介でのお客様がじわじわと増え始めました。
ただ価格を上げるのではなく、誰に届けたいかを明確にすること。
価値を感じてもらうこと。
が一番大切だということを学びました。
そして、「地方だからできない」のではなく、
ターゲットに合わせた戦略を立てれば、どこでもやっていける。
と感じました。
・あの時こうしていたらもっとよかったと思った事

はじめのうちは完成度も安定しないため、
デビュー時価格から◯%OFF(期間限定)のモニター設定がベスト。
たとえば、
「最初は自信がないから2万円 → 少し上手くなったから3万円 → 次は4万円」
というように徐々に上げていくと、
最初の2万円で受けたお客さんから紹介された人が
「え、友達は2万円って聞いたのに…」となってしまうことがあります。
このパターン、実際によくあります。
紹介のたびに料金が違うと、「誰がいくらでやったのか」わからなくなり、
信頼関係にも影響してしまうことも。
だからこそ、
「通常価格の◯%OFF」など、割引率でルール化しておくのが一番シンプルでトラブルが少ないです。
たとえば服を買うときも、
「5,000円の服」より「15,000円の服が60%OFF!」の方が、
“良いものをお得に買えた”って感じますよね。
モニター価格もそれと同じで、
“安い”というより“良いものを今だけ特別に体験できる”印象を与えられます。
そしてもうひとつ大切なのが、期間を区切ること。
「今だけ◯月末までモニター募集」
「デビュー記念で◯日まで特別価格」
といったように、いつまでかを明確にすることで、
モニターさんも“今のうちに体験してみよう”と行動しやすくなります。
💡 注意ポイント(ここ大事!)
医療広告では、「期間限定」「特別価格」などの表現は、
“過度に患者さんを誘導している”と見られることがあります。
そのため、SNSや広告で使うときは、
次のように言い換えておくと安心です👇「デビュー記念として一定期間、特別価格でご案内しています」
「技術向上のため、モニター様を期間を区切って募集しています」このように書けば、“期間限定”のワクワク感を残しつつ、
ガイドラインにも配慮した表現になります😊
地方でアートメイクを始めるのは、確かに簡単ではありません。
でも、「地方だから無理」ではなく、「地方だからこそできる形」を見つけることが大切だと感じています。
価格の壁にぶつかった経験も、
そのたびに「どうしたら届けられるか」を考えるチャンスでした。
金額設定や集客で悩む時期も、すべてが次のステップにつながる。
「アートメイクを届けたい」という想いさえあれば、
どんな地域でも、必ずお客様に届く日がくる。
その信念を胸に、今日も少しずつ前へ進んでいます。
・まとめ
• 最初はモニター価格から段階的に上げる
• 正規料金導入時はキャンペーンを活用
• 地方では「価格」より「価値」を伝えることが大事
• ターゲットを絞って、自分らしい提供スタイルを築く
もっと「こういうテーマも知りたい」「次は〇〇を取り上げてほしい」などあれば、 LINEからお気軽にメッセージください🌸

