アートメイクの世界に飛び込んだのは、看護師になって何年か経った頃。
でも美容はまったくの未経験でした。
最初のころは「言葉遣いってこれが正しいのか」ってYouTubeを見ながら勉強したくらい。
時代はアートメイクのレッドオーシャンと言われる戦国時代に突入していました…
そんな私でも、1年目で売上300万円を達成できた理由は、
“センス”でも“技術”でもなく、ただ一つ──
「考えながら動いた」こと。
ここでは、1年目のリアルな試行錯誤を振り返りながら、
どうやってお客様が増えていったのかを、具体的にお話しします。

① SNSを「カタログ」と割り切ったら楽になった

最初に手をつけたのはInstagram。
「技法の種類」「麻酔について」など、30日間毎日投稿を続けました。
内容はほとんどスクールで習ったこと。
正直、この時期は看護師目線の“教科書投稿”ばかりで、
患者さんの“リアルな悩み”に届いてなかったと思います。
今ならはっきりわかります。
アートメイクを受けようとしている人が本当に知りたいのは──
• 仕事はいつ再開できるの?
• メイクして外出できるまで何日?
• 痛みはどのくらい?
つまり、“生活の中でどう見えるか・どう過ごせるか”です。
私はここを見誤っていて、「役立つ投稿をしているのに来ない…」と悩んでいました。
でも実際に来てくれたのは1〜2人だけ。
コラムを作るのに手間もかかり、練習時間が減ってしまうのに集客できない本末転倒に。
だから途中からは、「集客のため」ではなく「症例のカタログ」と考え、症例を中心に載せるようにしました。
✅Instagramのポイント
• 作るのに時間がかかるなら症例だけ載せる
• SNSは「カタログ」として整備されていればオッケー
• 予約動線だけわかりやすく作ろう
SNSで結果が出なくても、それで終わりじゃない。
この時期にCanvaを使えるようになったことや、
文章を考える習慣ができたことは、今でも財産だなぁと思います🌸
② “名刺サイズの紹介カード”が連鎖を生んだ

SNSで反応が薄かった分、私は「紹介」を強化しました。
お客様が友達に渡しやすいように作ったのが、名刺サイズの紹介カード。
ポイントは“財布に入るサイズ”と“手書きの温かみ”
最近は、自分で書いた文字をスキャンして背景に透かしてCanvaでデザインしています。
こうすると「なんか捨てづらく」ないですか?
いつまでもお財布に入れておいちゃうんです。
私はメルカリとかについている手紙が捨てづらかったのをヒントにしました。
カードにはクリニックのロゴとQRコード。
紹介者・紹介された方のどちらも10%OFF。
事務的に「紹介カードあります」ではなく
「お財布に入れておいて、お友達に渡してもらうと嬉しいです🌸」
この一言を添えるだけで、渡してくれる率がぐっと上がります。
③ 口コミは「お願い」じゃなく「共感」で生まれる

口コミを書いてもらうことは本当に大事。
でもここにも注意点があります。
医療広告ガイドラインでは、「口コミを書いたら割引」などの誘導は禁止。
だから私は、いつも施術の帰り際にこう伝えていました。
「もしよかったら、口コミ書いてもらえるとすごく嬉しいです」
ポイントは“報酬”ではなく“感情”で伝えること。
人は「この人を喜ばせたい」と思うときに、一番行動します。
だからこそ、“自然に書いてもらえる関係性”を作ることが最優先です。
あなたを好きになってもらうこと、これが大前提です。
✅好きになってもらう接客ポイント
• 1にも2にもホスピタリティ。患者様が望む体験を提供できていますか?
• カウンセリングは丁寧に。患者様にたくさんお話ししてもらいましょう。
• 施術の終わりがゴールじゃない。アフターフォローまでがアートメイクです。
口コミは「信頼の貯金通帳」。
一つ一つが、次の集客の入口になります。
④ 週2〜3回のリアル行動が一番の近道だった

SNSよりずっと効果的だったのが、「外に出ること」
個人事業主の交流会、美容関係のオフ会、経営者コミュニティ。
最初は無料〜2,000円くらいの会に、週2〜3回のペースで参加していました。
数ヶ月もすると自分で探さなくても向こうから誘われるようになり、おのずと質のいいコミニュティのみになりました。
人と会うたびに、
「アートメイクってやってるんだ〜!」
「眉描くのめんどくさいから興味ある!」
という会話が生まれ、紹介が自然に広がっていきました。
特に経営者層は、“信頼できる人の紹介”を大切にします。
1人の方から数人がつながり、その先でまた紹介が生まれる。
この“信頼のループ”が、安定した売上につながりました。
具体的な経営者層との出会い方は
スレッズなどで、「女性、経営者、オフ会」とかで検索してみてください。
そしてその場で知り合った人は、他のオフ会にも参加している確率が高いです。
「なんかいいオフ会ないですか??」と聞いて、どんどん繋がりを増やしていきましょう。
✅行動のポイント
• 「自分の理想のお客様がいそうな場所」を狙う
• その場で売り込まない(まず“人として”覚えてもらう)
• ここでも紹介カードを名刺がわりに渡す
⑤ “2回目に提案”で単価アップを叶える

新規集客より、既存の方への提案。
これが1年目の中でいちばん大きな発見かつ私が得意なところでした。
初回の施術では、ほとんどが眉毛。
お客様の年齢層は50〜60代が多く、
「老眼で眉が描きにくい」「左右差が出てきた」という悩みを抱えていました。
そんな方に、
「老眼でお困りなら実はアイラインもおすすめなんです」
「目の印象がはっきりするから皆様セットでやることが多いですよ」
と話すと興味を持ってもらえる。
眉の麻酔を置いている間にアイラインもできるから、時間は同じで売上だけが上がる。
私の患者様は40%くらいの方が、セットで施術してくださいました。
さらに、POPを作って「眉+アイライン10%OFFキャンペーン」をカウンセリングルームに貼っておきました。
こうすると「実はいまこんなキャンペーンをやってるんですが…」と自分から提案しやすい空気になります。
ちなみに、これを提案するのは眉の話が一通り終わってから。
最初から提案してしまうと「押し売り」感が強くなってしまいます。
カウンセリングで患者様のハートをしっかり掴んでおくことが大事です。
そして2回目の来院では、
「私もやってるんですが、唇に血色が戻るだけで若返るし、食事をしても落ちない。リップのアートメイクもおすすめで…」
たとえば、会食が多い女性経営者層にはこんな感じでリップをおすすめします。
これ2回目の来院ってとこも実はポイントなんです☝️
ここで働く心理:「コミットメントと一貫性の原理」
1回目にあなたの施術を受けて、
「この人にお願いしよう」「ここでやろう」と決める=コミットメント
→ すると、2回目以降も
「前回もお願いしたし、今回もこの人に任せよう」
「眉が良かったから、リップもお願いしよう」
と“行動を一貫させる”方向に心が動く。
これがまさにコミットメントと一貫性の原理です。
しかもリップの残りの施術のためにもう一回来院してもらえる、これはさらに関係性を深められるチャンスです。
あらたな患者様を紹介してくれる確率もおのずと上がりますよね🌸
✅クロスセルのポイント
• 1回目で“信頼+満足”をしっかり届ける
• 2回目で「関連する悩み」を掘り下げて提案
• POP・キャンペーンを“話題のきっかけ”として置いておく
⑥ 人と同じことをやっても結果が出ない。方向性がすべて。

アートメイクの世界では、
「モニター募集」「Instagram投稿」「口コミお願い」──
みんなが同じことをやっています。
でも、結果を出す人は“誰に届けたいか”を決めている。
私の場合は、「品のある大人女性」「経営層で時間に余裕のある人」
だからSNSも投稿の自分の雰囲気も、色味や言葉も“上品さ”を意識しました。
ターゲットを明確にすると、
紹介も口コミも、自然と“その層の中”で回り出します。
✅方向性を決める3つの質問
1. 誰に来てほしい?
2. その人はどんな悩みを持っている?
3. その人に“どんな印象”を持ってもらいたい?
💬さいごに
アートメイクの1年目で大切なのは、行動力と方向性。
どれだけ頑張っても、方向がずれていたら結果は出ません。
紹介・口コミ・クロスセル。
全部つながっているのは、「この人になら任せたい」と思ってもらえる信頼です。
“目の前の人に喜んでもらう努力を、ちゃんと方向を決めて積み重ねる”
このシンプルなことが、いちばん確実な成長の近道だと思っています。
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