先日、アートメイクを始めたばかりの新人ちゃんから、こんな質問をもらいました。
「芸能人の眉毛を消して、
完全に眉毛がない状態にデザインする練習って、どうやってますか?」
SNSや動画を見ていると、
眉毛を完全に消した顔に
左右対称のきれいな眉を描いている動画、よく見かけますよね。
だからこそ、
「まずは眉毛がない状態で練習するのが黄金比よね」
「その方が基本なのかな?」
って思う気持ち、すごくよく分かります。
でも、、、
私は、眉毛がない人でのデザイン練習はおすすめしていません。
なぜなら——
人間って、無毛症でもない限り、
眉毛と“完全に切り離された顔”では生きていないから。
表情のクセ、筋肉の使い方、骨格、左右差。
それに引っ張られるように、眉毛の生え方・毛流れ・濃淡も全部違う。
左右がまったく同じ人なんて、ほぼいません。
だから私は、
「眉毛がある人で、どうデザインするか」を練習するほうが、
何倍も現場に近くて、何倍も意味があると思っています。
今日は、
「眉毛がない人の練習方法」ではなく、
眉毛がある人での、リアルなデザイン練習方法をお話ししていきますね。
使うものは
・iPad、ペンシル
・Canvaアプリ
だけです。


1|写真アプリからマークアップを選択します。
2|上から2番目のペンの色を「白」にし、不透明度を「30%」にします

3|定規マークを開くと定規が出てくるので…

4|一心不乱にガイド線を引きます。(細いペンがおすすめ)
5|線を引き終わったら1番上の黒いペンに変え、不透明度を「100%」に戻し、眉毛を書き込みます。

6|一発で書けないのは当たり前なので、細かい修正は黒いペンで重ねて書いていきます。
消したい場合、「オブジェクト消しゴム」を使用すると白いガイド線が消えないので便利です。

7|まぁこんな感じかな??となったら「オブジェクト消しゴム」で白いガイド線を消します。

8|上から5つ目のペンに変え、眉毛を囲います。

9|色のマークを押し、左右で眉毛の色を変えます。

10|キャンバを開いて、貼り付けます。


11|画像をコピーします。

12|上の画像(コピーしたやつ)の透明度を「60」にします。

13|上の画像(コピーしたやつ)を「水平に反転」します。

14|重ねていきます…(ドキドキ)

15|じゃ〜ん!
結構いい感じですね!

って感じです!
どうでしょうか?
iPadがない人は…
紙にプリントしてペンでデザインしましょう。
デザインが終わったら正中線で半分に折ります。

光に透かしてみてみると…
ズレている場合はこのように透けて見えます。

NGデザイン
🆖右眉に合わせすぎて、左眉の毛がはみ出すぎる。
→なぜNGか
・アートメイクと自眉毛の2本線になってしまう
・自己処理する範囲が多い

🆖左眉に合わせて角度がつけ過ぎる
→なぜNGか
・きつい印象になる
・表情の癖は年齢を重ねると強くでてくるので、どんどん角度がキツくなる
・クレームのリスク

なぜ私が眉毛がある人でデザイン練習をしろ!と言ったかというと
このNGデザインにならないよう練習してほしいからです。
人は左右不対称です。
それを平面で合わせられなければ、立体のデザインなんて100%無理なんです。
だから、眉毛のある状態の人でたくさんデザイン練習してくださいね。
片方の眉毛に合わせて書くのではなく、
両方の眉毛のバランスをみて、
その人にとっての「最適解」を導き出す練習をしましょう。
ついでに練習しよう
まず、ガイドラインの色を変えます。
①→②→③で出てくるピッカーを眉間ら辺の色に合わせます。


①パウダー練習
1番下のペンの「透明度」をこのくらい、細さを1番細くして塗りつぶしていきます。
・グラデーション
・色
・デザイン(センターポイント?アンダーポイント?)
を意識しましょう。
実践と同じよう、何度も重ねてグラデーションをつくっていきます。
※ペンが太いので、眉尻などはみ出してしまった部分は、「ピクセル消しゴム」で消してください。


②毛並み練習
・毛流れ
・スパイン
・似合う色
など実際の眉毛を想定して色を入れてみよう。
(マークアップのペンだとガタガタになるけど、細かいことは気にしない!笑)
消せそうならフレームは「オブジェクト消しゴム」で消しましょう。

③MIX練習
・グラデーション
・色
・デザイン(センターポイント?アンダーポイント?)

眉毛ひとつで、若返りましたね!
表情があかるく見えます✨

まとめ
デザイン練習でいちばん大切にしてほしいこと
眉毛がない状態で描くデザインは、
正直、“絵としては”きれいです。
でも、私たちが向き合うのは
キャンバスじゃなくて「生きている人の顔」
・笑ったとき
・力を抜いたとき
・無意識に片方だけ動く眉
・元々の毛流れや生え癖
そういうもの全部を含めて、
「この人にとっての正解」を探すのがアートメイクです。
だから、最初から完璧な左右対称を作れなくていい。
むしろ、左右差に気づける目を育ててほしい。
眉毛がある人で、
「この毛流れがあるから、ここはこう残そう」
「この表情のクセがあるから、ここは攻めすぎないでおこう」
そう考えられるようになることが、
デザイン力が伸びているサインだと思っています。
遠回りに見えるかもしれないけど、
それが一番、現場で折れにくい練習方法。
新人ちゃんたちが
「デザイン、ちょっと楽しくなってきたかも」
って思えるきっかけになったら嬉しいです。
「私もやってみたい!」って人は
色々な人の顔のサンプル画像を用意したので、
ラインから「眉毛モデル」ってキーワードを送ってくれたらプレゼントします♡

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