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アートメイクスクール卒業後にやった本当に意味のある練習方法|現場で使える技術の作り方

アートメイクを学び始めた頃、
「とにかく練習しなきゃ」と思って、
毎日色んな練習をして手を動かしていました。

今回は、私がスクール卒業後に実際にやってきた練習と、「なぜそれをやったのか」「やって何が変わったのか」を
まとめてみました。

これから学ぶ人、今ちょっと行き詰まっている人のヒントになれば嬉しいです。

目次

スクール卒業後、練習方法を「現実寄り」に切り替えた理由

スクールを卒業すると、次に待っているのは 実際のお客様への施術 です。

このとき一番不安だったのは、デザインでした。
紙や人工皮膚では、
・骨格
・表情
・座った姿勢での見え方
こういった要素がほとんど入りません。

「描く練習」はしてきたけれど、人の顔を前に考える練習が足りていないそう感じるようになりました。

①家族の顔を借りてやった実践的なデザイン練習

そこで家族に協力してもらい、
ほぼ毎日、実際の顔でデザイン練習をしました。

やっていたことは、とてもシンプルです。
・同じ人でも毎回デザインを変える
・左右差の理由を考える
・どこを基準に整えるかを言葉にする
・仕上げたら必ず写真を撮る

そして後から、
・正面だけでなく斜め・引きで見る
・なぜ気になるのかを考える
・次はどう直すかを決める
この繰り返しを続けていました。

②デザインが「感覚」から「理由付き」に変わった

この練習で一番変わったのは、デザインを 感覚ではなく理由で考えられる ようになったことです。

「なんとなく」ではなく、
・ここは骨が高いから下げる
・こっちは筋肉が強いから角度を変える
と、自分の中で説明ができるようになりました。

これはそのまま、お客様への説明にもつながっていきました。

自分で体験して初めて分かったこと

少し勇気はいりましたが、私は 自分の体で試す練習 も取り入れていました。

正直、痛いですし、楽ではありません。
でも、これは本当にやってよかったです。

①針の圧と痛みは、やってみないと分からない

実際に自分の足などにマシンを当ててみると、
・この圧だと深くて痛みがある
・針が当たる時の圧の差
・皮膚に引っかかる感覚
こういった違いが、はっきり体感できます。

頭で分かっていても、どこまでが安全か は体験しないと掴めませんでした。

②色の入り方・残り方を自分の目で確認できた

自分で少し彫ってみることで、
・直後の色
・1週間後の変化
・1ヶ月後の定着
これを実際に確認できました。
この経験があると、「今は少し濃いですが、
あとでこのくらいに落ち着きます」と、経験ベースで説明できる ようになります。

③痛みを知ると、声かけが変わる

自分で体験して一番変わったのは、
声かけのタイミングでした。
• ここが一番つらい
• ここを越えると少し楽
• 今声をかけてもらえると安心
この感覚を知っているからこそ、
「今チクッとします」
「あと少しで終わりますよ」
そんな声かけを、自然に入れられるようになりました。

④自分にやるからこそ、危険意識も育つ

自分に施術すると、
・感染したらどれだけ大変か
・トラブルが起きたらどれだけ不安か
をリアルに想像できます。

だからこそ「これくらい大丈夫」 という感覚がなくなりました。
この意識は、そのままお客様への施術時の慎重さにも直結し、お客様の立場で考えられるようになります。

技術以外に実践した練習で身についたもの

技術練習と同じくらい大切だったのが、説明とカウンセリングの練習 です。

私は家族を相手に、
・アートメイクとは何か
・なぜ1回で完成しないのか
・ダウンタイムの経過
・不安になりやすいタイミング
こういったことを、毎回自分の言葉で説明していました。

話せないところ=理解が浅いところ

話してみると、『言葉に詰まる』『説明が曖昧になる』部分が必ず出てきます。

これは、自分の理解がまだ浅いサインでした。
また、家族は遠慮がないので、「それって失敗じゃないの?」「結局どうなるの?」と、ズバッと聞いてきます。

でもこれって、お客様が心の中で思っていることそのものではないかと考えここで答えられなかった部分を、あとで必ず見直してきちんと説明できる様に整理していきました。

カウンセリングや説明の練習を重ねて感じた一番の変化は、施術前からお客様の不安を予測できるようになったことです。

人は「分からないこと」「先が見えないこと」に強い不安を感じます。

アートメイクの不安も、技術や痛みそのものより「このあとどうなるのか分からない」という 見通しの立たなさ から生まれることが多いのではないかと感じられる様になりました。

①相手の気持ちを読み取り、先回りできるようになった

家族相手に説明を繰り返すことで、
・どこで質問されるか
・どこで不安そうになるか
・どこが伝わりにくいか
などがだんだん見えてきました。

これは相手がどう理解して、どこに不安を感じるかを把握できるようになったということ。

その結果、「ここで不安になるな」「この説明は先に入れよう」と、自然に先回りできるようになりました。

②「慣れていない感じ」が減った

新人っぽさが出やすいのは、技術よりも 説明のブレ だと思っています。

説明が整理されていて、理由をセットで伝えられるだけで、安心感は大きく変わります。

実際、説明練習を続けてから「分かりやすいですね」
「丁寧に説明してもらって安心します」と言われることが増えました。

③技術+説明で、安心感はつくられる

どんなに技術があっても、理解できなければ不安は残る。

逆に、技術が発展途中でも、説明が整っていれば
「この人に任せて大丈夫そう」と感じてもらえる。

この差は、現場ではとても大きく技術だけでなく、安心して受けてもらう説明力 が育ったと感じています。

まとめ

振り返って思うのは、技術は
知っている」だけでは足りない
使える形」になるまで落とすことが大事ということです。

・より実践的な練習をする
・自分で体験してみる
・言葉にして説明してみる

この積み重ねが、施術の自信と、お客様の安心につながっていきました。

色々な方法を模索しましたが、その分、確実に身になる練習だったと思っています。

おまけですが、アートメイクを始めるには、家族の協力も大切だと実感しあの時、娘たちが面倒くさいと言いながらも根気強く付き合ってくれたからこそ、今の私があると思ってとても感謝しています。

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この記事を書いたパイセン

地方で活動するアートメイクナース。
講習にもたくさん参加していて、とても勉強熱心。
責任感が強く、お世話好きで信頼される人です。

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