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【注意喚起】ヤミ看護師と外国人の出稼ぎアートメイク|厚労省の通知を読み解く

〜業界をクリーンに、安心して働ける環境をつくろう!〜

目次

はじめに

アートメイクを学んで、やっとスタートラインに立ったあなたへ。

SNSで「韓国人アーティストが来日して出張施術しています」「格安でモデル募集」などの投稿を見たことはありませんか?

その中には、医師法や入管法に違反している“ヤミ看護師”や“出稼ぎアートメイク”が含まれていることがあります。

最初は小さな「お手伝い」や「練習のつもり」でも、知らないうちに違法行為に関わってしまうことがあります。
だからこそ、今のうちに「どこからがアウトなのか」を知っておきましょう。

ヤミ看護師とは?

医師のいない場所で、個人の判断でアートメイクを行う行為を指します。
針で皮膚に色素を入れるのは医療行為とされており、
医師の指示なしに行えば医師法違反にあたります。

無資格者や個人で活動する人だけでなく、
看護師免許を持っていても、医療機関外で施術した時点で違法になります。

集英社オンライン
アートメイク人気の裏で“ヤミ看護師”が行う違法施術が激増、値段は3分の1以下…「場所はクリニックと違うか... 男女問わず若年層に流行している美容医療「アートメイク」をめぐって、首都圏を中心にレンタルスペースなどでヤミ看護師らが違法に施術するケースが続出しているという。こ...

出稼ぎアートメイクとは?

韓国や中国などから短期滞在で来日し、民泊やレンタルサロンなどで施術を行うケースを指します。
「観光ビザ」で入国して施術をすることは、不法就労(入管法違反)にあたる可能性があります。

産経新聞の記事から

よくあるトラブル
• 日本語が通じず、デザインのすり合わせができない
• 痛みが強くても麻酔が使えない
• 修正を依頼しても音信不通
• 施術場所が不衛生(ベッドシーツ再利用など)
• SNSで宣伝していた症例写真が他人の画像を無断使用していた

産経新聞:産経ニュース
悪質「韓流アートメーク」 横行する出稼ぎ韓国業者のヤミ施術の実態 針で眉などに色素を入れる医療行為のアートメーク。「化粧の手間が省ける」といった理由で人気を集める一方、無資格の違法施術が後を絶たない。中でも、近年は美容大国・…

実際に起きた事件・摘発例

2015年/北海道
医師免許のない事業者が眉に色素を注入。大勢の顧客に施術。 医師法違反で逮捕。患者は約1,000人以上。

2019年/和歌山県
サロン経営者が「消えないメイク」と広告して眉の施術を実施。 医師法違反で逮捕。広告が発覚のきっかけに。

2023年/大阪・東京など
海外から短期来日した施術者が、ホテルや民泊で施術を行うケースが確認される。 入管法・医師法違反の疑いで調査。

これらはすべて現実に起きた事例です。
誰かが「安くて上手い人がいるよ」と紹介していても、
裏側ではこうしたリスクが隠れていることがあります。

なぜ問題なの?

実はこの問題について、
厚生労働省は2025年12月に、改めて正式な通知を出しています。

この通知では、次の点が明確に示されました。
• アートメイクは 医師が行うべき医療行為であること
• 名前を変えていても、実態がアートメイクなら 同じ扱いになること
• 美容所やエステサロン等で行われている違法施術について、
自治体が調査・指導・警察と連携すること
• 悪質な場合は 刑事告発も視野に入れる という姿勢

つまりこれは、
「グレーだけど黙認されている」世界ではなく、
行政として“きちんと線を引き直した”通知です。

これまで見逃されてきた行為も、
今後は「知らなかった」では済まされなくなる可能性があります。

1. 医師法違反:医師の管理下でない施術はすべて違法。
2. 入管法違反:観光ビザでの就労は禁止。
3. 衛生・感染リスク:器具の再使用・管理不備などで感染症の危険あり。
4. 被害者は患者さん:修正不能な傷や変色が残るケースも。
5. 業界全体の信頼を失う:まじめに取り組む施術者が迷惑を受ける。

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あなたができること

あなたにできることは3つです。
1. 「おかしい」と思ったら関わらない。
 安さや手軽さの裏に違法行為が隠れています。
2. 見かけたら、通報する。
 匿名でもOK。保健所・入国管理局・警察(生活安全課)へ。
3. 正しい場所で経験を積む。
 医師の指示のもとで、合法的な環境で練習しましょう。

①警察

▶ 警察が関与するのは、
• 「被害届の提出が検討される場合」
• 「医師法違反・傷害罪など、刑事事件に発展する可能性がある場合」
といったケースです。

現在は、医師法違反が疑われるアートメイク施術について、
自治体が警察と連携することが想定されています。

そのため、
• 実際に被害が出ている
• トラブルの証拠(会話履歴・送金記録・SNS投稿など)がある
• 施術を受けた人が複数いる

こうした場合には、
生活安全課やサイバー犯罪対策課が対応するケースもあります。

💬 伝え方例
「SNS上で無資格のアートメイク施術を行い、実際に被害が出ているようです。
被害者も複数いて、投稿やDMの記録もあります。相談できますか?」

② 保健所

▶ アートメイク=医療行為扱いなので、管轄は保健所(都道府県 or 区市町村)です。
「医療機関でない場所でアートメイク施術が行われている」と伝えると、調査・指導してくれる可能性が一番高いです。

💬 通報時の伝え方例

「美容サロン(またはマンションの一室など)で、アートメイクの施術が行われているようです。
医療機関の届出がないようなので、医師法違反にあたるか確認していただけませんか?」

📝 伝えるとよい情報
・SNSの投稿URL/スクショ
・住所(わかる範囲で)
・いつ営業していたか
・施術者の名前 or サロン名

③入国管理局(出稼ぎアーティストの場合)

▶ 「観光ビザで来日してアートメイクをしている」「韓国語で出張施術の募集をしている」など、外国人施術者の不法就労が疑われる場合はこちら。
→ 実際に「匿名通報フォーム」があります(法務省・入管庁の公式サイト)

https://www.moj.go.jp/isa/isamail2/ja/MailInput.php

💬 通報時の伝え方例

「SNSで、外国人が観光ビザで来日し、ホテルや民泊でアートメイク施術をしているという投稿を見ました。
不法就労の疑いがあるので確認していただけますか?」

④消費生活センターor国民生活センター(被害者の立場なら)

▶ 実際にお金を払って被害に遭った場合、返金・契約トラブルとして動いてくれる可能性があります。
→ 生活センター経由で専門窓口につながります。

違法行為を見つけても、個人攻撃や晒し投稿は避けましょう。
「〇〇クリニックが違法」など断定するのは名誉毀損になるおそれがあります。
代わりに、地域と行為内容を事実ベースで共有することで、
安全に注意喚起できます。

最後に

アートメイクは、本来とても素晴らしい技術です。
正しい環境で行えば、人の人生を前向きに変えることができます。

でも、“ヤミ看護師”や“出稼ぎアートメイク”のせいで、
「アートメイク=悪いもの」というイメージが広がってしまう可能性があります。

私たち一人ひとりが正しく行動すれば、
業界はもっとクリーンに、信頼されるものになります。

被害者を減らして、アートメイクが本当に良いものだと伝わる世界へ。
正直ものがバカを見る時代は終わりにしたい。
その一歩を、あなたから始めましょう。

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この記事を書いたパイセン

38歳でデビューし、講師経験を経て今は経営側に。
法律や税金にも詳しく、いつも冷静に道を示してくれる人。
頼りがいがあって安心感があります。

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